日本語がわかるようになると、いきなりの英語は拒否されやすい
こどもは数年かけて、『日本語』という周りとコミュニケーションするためのツールを手に入れたばかりです。
それなのに、必要性も感じられないのに、今度は違う言葉を覚えましょうと言われても乗り気にはなりません。
英語学習を始める前に、周りに『英語の環境』を作って、英語の必要性、英語でコミュニケーションを取る楽しさを知ってもらう必要があります。
目指すのは『英語が好き』な気持ちの育成
こどもに勉強させようと思っても、してはくれません。
どんな勉強でもそうですが、こどもにやる気がなければ何も身につけることはできません。
まず目指すべきなのは、『英語が当たり前な環境』を作り『英語を好き』になってもらうことです。
本格的な英語学習は、こどもが英語を好きになってから始めましょう。
- STEP1『外国』と『日本』の存在を意識させる
- STEP2英語が当たり前な環境を作る
- STEP3『英語』と『こども』をつなぐお助けキャラを見つける
- STEP4遊びに英語を取り入れる
- STEP5家庭の外で英語に触れる
『外国』と『日本』の存在を意識させる
日本は良くも悪くも周りのほとんどが日本人で、ほとんどが日本語をしゃべります。
たまに海外の方にお会いしても、日本語がしゃべれる方ばかりです。
まずは、日本人以外にもたくさんの種類の人がいること、たくさんの種類の言語があることを知ってもらいましょう。
英語が当たり前な環境を作る
英語の環境と言っても、家庭内は必ず英語で話しましょうとか、海外の友達を作りましょうとかそんな難しいものではありません。
『日本語で話すことが当たり前』だと思わせない環境を作ればいいいのです。
日本で暮らしていると、英語に触れる機会なんてそうそうありません。
せめて、おうちの中だけでも自然と英語に触れられる環境を整えましょう。
いいですか、自然とが重要です。
例えば英語の本を棚に置くとか、いつもこどもと聞いている歌を英語にするとか、英語で声を掛けるとか、わざとやっていることがばれたらだめです。
あくまで自然に。その空間に英語が存在することが当たり前であるようにするのがポイントです。
こどもが英語の本を持ってきたりしても過度に反応したりせず、自然にいつものとおり読んであげるだけでokです。
ただただ、『自分の生活の中心は日本語だけれど、日本語がすべてではなくて、英語があることも当たり前』の日常をこどもに与えられれば良しです。
『英語』と『こども』をつなぐお助けキャラを見つける
好きの力は偉大です。英語をしゃべるキャラクターを好きになってくれると、おうち英語がぐんと捗ります。
パウパトロールやトーマス、ディズニープリンセスなど、日本で人気の海外キャラクターはたくさんいます。
こどもが好きな海外キャラクターを見つけて、英語とこどもの架け橋になってもらいましょう。
お気に入りのキャラクターができれば、そのキャラクターの英語絵本や英語アニメ、書き取りワークなど探してみましょう。
Amazonでは海外の絵本やDVDなども入手できますし、プライム会員なら送料がかからないのでお勧めです。
私もパウパトロール好きの息子ように、こちらのパウパトロールの英語絵本をAmazonで購入しています。
また、メルカリなどの中古サイトでも、昔海外に住んでらした方などが現地の本などを販売していることが多いのでチェックしてみてください。
遊びに英語を取り入れる
こどもにとって一番の学び方は、やはり遊ぶことです。
こちらの記事にまとめているので、参考になさってください。
家庭の外で英語に触れる
日本国内で英語を使う機会はなかなかないですが、「Hello!」の挨拶1つでもいいので、英語が通じたという体験をぜひさせてあげてください。
その小さな体験が、きっと大きな自信になってくれます。
こどもが興味を持ってくれるなら英会話教室に行くのもいいですね。
外国人の先生がいるところの方がよりいい経験にはなると思いますが、英語が通じたという経験ができるならオールイングリッシュで授業してくれる日本人の先生でもいいと私は考えています。
しかし、英語が嫌いになってしまったら本末転倒なので、まだ興味を持ってくれないなら無理に行かせる必要はないですよ。
まずは英語で楽しむことが一番です。
英会話教室より、まずは親御さんと英語で遊ぶのが、こどもにとっては一番楽しいのではないかなと思います。
簡単な英語さえしゃべれるのなら楽しめる英語の遊びはたくさんあります。
ぜひ子どもと一緒に遊んでみてください。
Step into readimg なら、こどもの好きなキャラクターの本も見つかるかもしれません。
お子さんの好きなキャラクターの本で楽しい英語読書時間を過ごしてくださいね。