フォニックス、サイトワードとは
フォニックスとは、英語の綴りを読むためのルールの様なものです。
たまにルール外の読み方をする単語がありますが、それはサイトワード(サイトワーズ)と呼ばれています。
フォニックスを学ぶと初めての単語でも読めるようになったり、初めて聞いた単語の綴りを書けるようになります。
まだ文字に興味を示さないけどやる意味はあるのか?
息子はまだ3歳で文字に興味を示しませんが、いつか文字に興味が出たときに、日本語だけでなく、英語にも英語のルールで文字と音の相関があると気づいてもらえるよう、フォニックスやサイトワードをテーマにした動画や絵本を学習に取り入れています。
なので、アルファベットの書き取りなどはやらず、もっぱら目と耳に頼った学習をしています。
フォニックスの学習方法
初めてのフォニックス学習におすすめなのは、動画です。
- 『文字』と『音』を同時に覚えられる
- フォニックスの発音はネイティブの音で学習させたい
この二つをかなえるには、動画が最適です。
フォニックスの音楽もありますが、こどもはまず音で聞いただけでアルファベットを想像できません。
絵本という手もありますが、フォニックスは発音の基礎となるものなので、親の音声ではなく『英語ネイティブ』の音声で聞いてもらいたいのです。
もちろん、フォニックスの音に慣れ親しんだのち、フォニックス絵本を導入するのはありだと思いますよ!
おすすめフォニックス動画
- Alphablocks(Alphablocks – YouTube)
イギリスのBBCが子供向けに制作さしたフォニックスの教育番組です。
26文字のアルファベットのキャラクターが物語を進めていきます。
キャラクターがそれぞれ自分のアルファベットのフォニックス音を出すので、自然と無理なくフォニックスを学ぶことができます。
この動画の一番のおすすめポイントは、ブレンディング練習にもなるという点です。
例えば、CAT(ネコ)という単語。
フォニックス読みだとそれぞれ、C=クッ A=アッ T=トゥッ ですが、
これをつなげる(ブレンディングと言います)と「キャットゥ」になるという理解がこどもには難しいんです。
Alphablocksは、物語を進める中でキャラクター同士がくっついたりしながら、自然とブレンディングの感覚を学ぶことができます。
フォニックス絵本のおすすめ
絵本でこどものペースでゆっくりフォニックスに触れたいなら、薄くて簡単なものからがおすすめです。
息子はパウパトロールが好きなので、パウパトロールのフォニックス絵本の食いつきがよかったです。
また、Dr.suessのHOP ON POPもおすすめです。
こちらは、語呂よくポンポンと読み進めていくことができます。
PUP. CUP. PUP IN CUP.
CUP. PUP. CUP ON PUP.
と、韻を踏む(ライム)英語独特のリズムを楽しむこともできます。
サイトワードの学習法
サイトワードとは、フォニックス読みのルールとは異なる頻出単語のことです。
例えば、『I』『look』『the』『see』などです。
単語をパッとみて何も考えずとも発音できるようになってほしい単語です。
文字を目で認識することと発音が結びつくといいので、絵本やフラッシュカードを使った学習法がおすすめです。
息子はフラッシュカードにぜんぜん興味を示さなかったので、もっぱら絵本で学習しています。
こちらの絵本は、1冊ごとに2つのサイトワードを学べます。
25冊なので、50のサイトワードが収録されています。
1冊8ページでとても薄いので、気軽に読めます。
本のテーマも様々なので、色や動物や動作の単語も同時に覚えられます。