指先を使ったおもちゃのメリット
赤ちゃんは成長する中で、スプーンを持ったりクレヨンでお絵描きしたりボタンを留めたりを学習していきます。
赤ちゃんが大人の真似をしてやってみたいと思ってもすぐにできるようになるわけではありません。
まずは、①指先や手を思ったように動かせるようになること ②指先を動かすのに十分な筋力がついていること、が必要です。
指先をを思ったように動かせるように、そして必要十分な筋力がつくように、指先を使ったおもちゃで遊ばせてあげましょう。
指先を使うおすすめおもちゃ 1歳前後の子向け
まずは1歳前後の子向けの指先おもちゃです。
ルーピング
始めは手のひらを使って動かしますが、だんだんと指先でつまむように動かすようになります。
ルーピングはコースの複雑さによって難易度が変わるので、うねうねしているだけの簡単なコースと、回転部がある少し複雑なコースが合わさっているものがおすすめです。
積み木
1歳ごろになると、物を積み上げられるようになります。
物を指先で持つ練習にもなる他、積み上げるために手の動きや速度をコントロールする力の練習にもなります。
積み木は大きくなってからの見立て遊びにも活用できるので、長く遊べてコスパがいいですよ。
粘土
粘土の独特の柔らかい弾力は、日常生活ではなかなか経験できません。
力を入れて持つとつぶれてしまう、優しく持てばつぶれない、粘土を小さくするためにちぎる、など指先のコントロールを学びます。
お口に入れないように気を付けてあげてくださいね。
心配な方は小麦を使って手作りすることもできますので、ぜひ。
布の仕掛け絵本
布の仕掛け絵本ならこどもが思い切り引っ張っても壊れません。
仕掛けをめくるとどうなるのか、この仕掛けはどうやったら動くのか、脳みそフル回転で部中になってくれます。
小型のものならおでかけにもぴったりですね。
ストロー落とし、棒通し
瓶やペットボトルの蓋に穴をあけて、ストローを落とす遊びもおすすめです。
ストローを小さい穴に合わせるのはかなりの集中力が必要です。
安く簡単に作れるので挑戦してみてください。
棒に物を差す遊びも指先が鍛えられます。
物を棒に刺そうとすると、棒が見えにくいので、ストロー落としよりも少し難しいです。
指先を使うおすすめおもちゃ 1歳半前後の子向け
1歳半からは徐々に手先や力がついてきます。
少し複雑な動作もこなせるようになるころです。
1歳前後のころは、片手に持って遊ぶ簡単な指先遊びが多いですが、1歳半ごろになると両手にそれぞれ違うものをもって動作する遊びに取り組めるようになります。
ビジーボード
ボタンの付け外しや、バックル、紐結びなどを楽しめるビジーボードです。
指先で持つだけの動作から、指先で持ったものを穴に通したりといった動作に移行するときにピッタリです。
たくさんの種類がついているものなら長い期間楽しんでくれます。
紐通しや棒通し
フェルトに紐を通すおもちゃです。
自分の指先だけでなく、手に持った道具=針を使うことで指先の発達を促します。
指先のコントロールを鍛えることができます。
ブロック
物と物を組み合わせる遊びです。
ブロックをそれぞれ片手に一つずつ持って合体させるという作業、大人にとっては簡単ですが、こどもはなかなかできません。
それぞれのブロックの向きを合わせて、ずれないように力を込めて押し付ける。
指先を鍛えるにはもってこいです。
ブロックは付けたり取ったりするときに、力を入れるので指先の筋力発達にもなります。
車好きの子にはレゴブロックで街を作ってあげたり、おままごと好きな子にはご飯に見立ててあげたりと、遊びの幅が広がるのでとてもおすすめなおもちゃです。
おもちゃ選びに悩んだら
こどもが指先遊びにはまるのは、子ども自身が指先を鍛えたいと思っている数か月の間だけです。
そのためにおもちゃを購入してあげるのもいいですが、こどもの発達に合わせて購入したらおもちゃがどんどん増え続けて収納に困ってしまいます。
なので、こどもの発達が著しい乳児期はおもちゃのレンタルサービスの利用をおすすめします。
おもちゃのレンタルサービスは、おもちゃが増えないだけでなく、こどもに合ったおもちゃ選びをプロに相談できるという点も魅力の一つです。
私も利用したことがありますが、こどもの発達に合わせたおもちゃを提案してもらえて、自分では選ばないようなおもちゃがこどもに意外とハマったりしたのが興味深かったです。
私が利用したのはアンドトイボックスというレンタルサービスです。
提案してもらったおもちゃが気に入らなければ、何回でも提案しなおしてもらえるのでこどもにぴったりのおもちゃをレンタルすることができますよ!
おもちゃレンタルサービスを比較した記事です。
料金や使い勝手でが気になる方はぜひ参考になさってください。